早稲田大学エウプラクシス叢書<br> 藤原頼長―「悪左府」の学問と言説

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早稲田大学エウプラクシス叢書
藤原頼長―「悪左府」の学問と言説

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657188021
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3321

内容説明

苛烈な性格で知られる一方、当代一の誉れ高き文人でもあった頼長。その雅な一面に焦点をあて、新たな人物像を浮かび上がらせる。

目次

第1部 藤原頼長の学問と『台記』(藤原頼長の経学と「君子」観―『台記』を中心として;『台記』における漢籍受容の再検討;藤原頼長と告文―『台記』所載の告文をめぐって ほか)
第2部 藤原頼長の詩文と学問(漢詩と学問の検討;二つの伝―源有仁と藤原忠実;二つの遺戒―「家訓序」と「戒両男」)
第3部 藤原頼長をめぐる言説(貴族日記と説話―藤原成佐をめぐる二説話と『台記』;『古今著聞集』試論―巻第四・文学第五の藤原頼長説話を中心として;『保元物語』における藤原頼長の人物造型―「神矢」と平将門をめぐって)

著者等紹介

柳川響[ヤナガワヒビキ]
1983年生。日本学術振興会特別研究員(PD)。2014年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

保元の乱に敗れ、37歳の若さでこの世を去った藤原頼長。妥協を知らない苛烈な性格から「悪左府」と呼ばれる一方、「日本一の大学生(だいがくしょう)」と評されるほど、ひときわ優れた学識の持ち主でもあった。
議論が尽くされたとはいいがたい頼長の文人としての顔を遺された資料から明らかにし、その実像を捉え直した意欲作。



第一部 藤原頼長の学問と『台記』
 第一章 藤原頼長の経学と「君子」観――『台記』を中心として
  はじめに
  一 頼長の経学偏重
  二 『台記』における経書の受容
  三 『台記』における「君子」
  四 諸書の頼長像と「君子」
 第二章 『台記』における漢籍受容の再検討
  はじめに
  一 漢籍受容の諸相
  二 介在する類書や和書
  三 『台記』と佚書
  おわりに                  
 第三章 藤原頼長と告文――『台記』所載の告文をめぐって
  はじめに
  一 「請以成佐任式部権少輔之状」について
  二 「請以成佐任式部権少輔之状」の背景
  三 平安時代における告文
  四 頼長の告文作成について
  おわりに                
 第四章 藤原成佐の「泰山府君都状」について
  はじめに
  一 平安時代の泰山府君祭
  二 平安時代の泰山府君都状
  三 成佐の泰山府君都状と経書
  おわりに

第二部 藤原頼長の詩文と学問
 第五章 漢詩と学問の検討
  はじめに
  一 頼長と漢詩
  二 『擲金抄』
  三 隆季との唱酬詩
  四 竟宴における詠詩
  おわりに                           
 第六章 二つの伝――源有仁と藤原忠実
  はじめに
  一 「源有仁伝」
  二 有仁と頼長
  三 「藤原忠実伝」
  四 忠実と頼長
  おわりに                        
 第七章 二つの遺戒――「家訓序」と「戒両男」
  はじめに
  一 「家訓序」
  二 「戒両男」
  三 二つの遺戒と頼長
                       
第三部 藤原頼長をめぐる言説
 第八章 貴族日記と説話――藤原成佐をめぐる二説話と『台記』
  はじめに
  一 二つの成佐説話
  二 藤原成佐とその才学
  三 二つの説話と『台記』
  おわりに
 第九章 『古今著聞集』試論――巻第四・文学第五の藤原頼長説話を中心として
  はじめに
  一 文学篇とは
  二 文学篇の頼長説話
  三 『古今著聞集』における頼長像
  おわりに
 第十章 『保元物語』における藤原頼長の人物造型――「神矢」と平将門をめぐって
  はじめに
  一 『保元物語』における「神矢」と春日権現
  二 「神矢」と誰が射たか分からない矢
  三 平将門と藤原頼長における「神矢」の背景
  四 『将門記』から『保元物語』へ
  まとめ

結びに代えて

 あとがき
 初出一覧
 索  引
 英文要旨

柳川 響[ヤナガワ ヒビキ]
著・文・その他