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平和研究
平和研究と憲法―平和研究〈第50号〉

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657180162
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C1330

出版社内容情報

平和研究は憲法をどのようにとらえるか。
日本ほど、平和研究において憲法が占める位置が大きな国はほかにない。9条があるゆえに、戦後日本において平和問題は憲法問題となった。
平和研究と憲法を多角的に考察する。

巻頭言
平和研究は憲法をどのようにとらえるか   君島東彦

●依頼論文
1 核なき世界への道
  量子力学と西田哲学が指し示す未来   内藤 酬
2 憲法と核・原子力   河上暁弘
3 平和主義と日本国憲法24条
  なぜ,「家族保護」論は,「平和主義」に敵対するのか?   若尾典子
4 憲法理念からのネイション意識の再構築   暉峻僚三

●投稿論文
5 「境界を越える」思想
   震災後の知と平和学の役割   田村あずみ
6 フィリピン市民社会勢力の地方政治権力獲得   東江日出郎
7 移行期における立憲主義と正義
   南アフリカとネパールのTRC法に対する立憲的正統性の評価の比較   小阪真也

●書 評
自衛隊という名の「軍隊」をどうするのか   岡本篤尚
(水島朝穂『平和の憲法政策論』日本評論社,2017年7月)
9条平和主義はアジアで何ができて,また,何をしなければならないのか   永山茂樹
(李京柱『アジアの中の日本国憲法――日韓関係と改憲論』勁草書房,2017年7月)

日本平和学会の研究会活動   日本平和学会事務局

SUMMARY

編集後記   青井美帆

日本平和学会設立趣意書

日本平和学会23期役員

日本平和学会会則

日本平和学会[ニホンヘイワガッカイ]
編集

内容説明

9条があるゆえに、戦後日本において平和問題は憲法問題となった。いま改めて平和研究の視点から憲法を根源的に考察する。

目次

巻頭言(平和研究は憲法をどのようにとらえるか)
依頼論文(核なき世界への道―量子力学と西田哲学が指し示す未来;憲法と核・原子力;平和主義と日本国憲法24条―なぜ、「家族保護」論は、「平和主義」に敵対するのか?;憲法理念からのネイション意識の再構築)
投稿論文(「境界を越える」思想―震災後の知と平和学の役割;フィリピン市民社会勢力の地方政治権力獲得;移行期における立憲主義と正義―南アフリカとネパールのTRC法に対する立憲的正統性の評価の比較)
書評(自衛隊という名の「軍隊」をどうするのか―水島朝穂『平和の憲法政策論』日本評論社、2017年7月;9条平和主義はアジアで何ができて、また、何をしなければならないのか―李京柱『アジアの中の日本国憲法―日韓関係と改憲論』勁草書房、2017年7月)

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