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中世ヨーロッパの異教・迷信・魔術

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  • サイズ B6判/ページ数 183,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784657160119
  • NDC分類 162.3
  • Cコード C1022

目次

第1章 メロヴィング期ガリアにおける異教的伝統とキリスト教
第2章 メロヴィング時代末期の伝道活動とキリスト教の変容
第3章 異教的慣習の存続とキリスト教にたいする反発
第4章 アゴバルドゥスとレギノーの著作
第5章 ブルカルドゥスの「矯正者・医者」
第6章 ベザーテのアンセルムス、教皇をめぐる奇妙な噂とさまざまな反発
第7章 十二世紀を中心とする社会的変化と迷信・魔術批判の変化
第8章 カノン法、教令と聴罪司祭手引き書、学者たちによる批判

著者等紹介

野口洋二[ノグチヨウジ]
1933年東京に生まれる。元早稲田大学理事、早稲田大学名誉教授。西洋中世の宗教政治史・文化史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

6
西欧中世において、キリスト教は一見支配的な権威として確立していたことになっているにもかかわらず、実際にはいろいろな祭りの中にキリスト教以前の信仰が残っているとかねがね思っていました。本書ではガリア地区を取り上げ、キリスト教の生活レベルでの定着と浸透は決して一筋縄ではいかなかったことを、宗教史的側面から論証しています。資料は必然的に教会側の古記録によらざるを得ませんが、教会上層部の理想と、実際に民衆の前に立って導く立場の「現場」サイドのギャップがあったわけで・・・こういうテーマにしては読みやすい本でした。2016/05/29

未読太郎

0
大和田図書館の新刊コーナー、スポーツ吹矢の本の隣にあったかっこいい本。残念ながらこの本を読む域に達していなかった2016/06/12

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