目次
第1部 予防原則と比例原則(環境リスク管理における「保護の水準」(受け容れられるリスクの水準)の意義
保護の水準(受け容れられるリスクの水準)と比例原則
予防原則に基づく措置に対する比例原則による統制)
第2部 予防原則とリスクトレードオフ・一貫性原則(予防原則とリスクトレードオフ;環境リスク管理における一貫性原則)
第3部 予防原則の適用要件(予防原則の適用のための「損害のおそれ」要件―EUの「保護の水準」アプローチの含意)
第4部 食品安全政策における予防原則(食品安全政策における「適切な保護の水準」の重要性―放射性物質・BSE両対策を例に;放射性物質・BSE両対策における予防原則の適用状況;国際貿易分野におえる予防原則―WTOホルモン牛肉紛争、遺伝子組換え商品紛争の分析から)
著者等紹介
藤岡典夫[フジオカノリオ]
1953年大阪府生まれ。1976年3月京都大学法学部卒業、同年4月農林省(現農林水産省)入省。食品流通局物価対策室長等を経て、2001年から農林水産政策研究所にて研究業務に従事。2010年から2013年まで同研究所総括上席研究官(食料・環境領域長)。2015年4月から埼玉大学経済学部非常勤講師を兼任。2009年6月博士(農学)(東北大学)。2013年3月早稲田大学大学院法学研究科博士課程退学、同年4月博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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