〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ
原子力規制委員会の社会的評価―3つの基準と3つの要件

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657133083
  • NDC分類 539.091
  • Cコード C1336

内容説明

安全のための規制組織はどのような能力と性格を備えていなくてはならないか。社会的能力・法制度・技術的能力と独立性・透明性・一元性の両面から原子力規制のデザインと実際の問題点を剔出する。

目次

第1章 原子力安全規制組織に求められるもの―3つの基準と3つの要件(本書の課題;原発事故までの原子力規制制度の特徴 ほか)
第2章 原子力安全規制の社会的能力(本章の目的と構成;原子力規制委員会の設立をめぐる攻防―規制行政の一元化は達成されたか? ほか)
第3章 原子力安全規制の法と制度的能力(原子力規制組織の独立性の確保;原子炉設置と運転の段階的規制 ほか)
第4章 原子力安全規制の技術的能力(原子力安全規制の技術的評価;技術的能力の確保のために ほか)
第5章 原子力規制委員会の評価と今後の課題(座談会)(福島原発事故と原子力安全規制の改革;原子力規制委員会の社会的評価―環境省外局としての位置づけおよび規制庁設置の問題点 ほか)

著者等紹介

松岡俊二[マツオカシュンジ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。1957年、兵庫県生まれ。専門分野:環境経済・政策学、国際開発援助論、政策評価論。学・職歴:京都大学大学院経済学研究科学修認定退学、広島大学博士(学術)。広島大学大学院国際協力研究科教授を経て、現職

師岡愼一[モロオカシンイチ]
早稲田大学理工学術院特任教授。1949年、東京都生まれ。専門分野:原子炉熱流動、原子力安全工学。学・職歴:早稲田大学大学院機械工学専攻博士課程修了、早稲田大学博士(工学)。株式会社東芝を経て、現職

黒川哲志[クロカワサトシ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授。1965年、大阪府生まれ。専門分野:環境法、行政法。学・職歴:京都大学大学院法学研究科単位認定退学。京都大学博士(法学)。帝塚山大学法政策学部助教授等を経て、2004年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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