内容説明
坪内逍遙、島村抱月を師とする本間久雄が絢爛たる世紀末ヨーロッパから取り込んだオスカー・ワイルド、エレン・ケイ、ウィリアム・モリスの思想。
目次
第1部 本間久雄と二人の師(本間久雄―前半生とその時代;坪内逍遥;島村抱月)
第2部 オスカー・ワイルド、エレン・ケイ・ウィリアム・モリスその思想と移入(オスカー・ワイルドと唯美主義;エレン・ケイの「恋愛論」;エレン・ケイ思想の移入;ウィリアム・モリスの社会改造論)
第3部 ヨーロッパ留学と研究者への道(『滞歐印象記』;『英國近世唯美主義の研究』;世紀末ヨーロッパ、大正時代、本間久雄)
著者等紹介
平田耀子[ヒラタヨウコ]
東京に生まれる。中央大学総合政策学部教授。早稲田大学文学部大学院博士課程修了満期退学。イギリス、シェフィールド大学Ph.D、西洋中世史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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