テロ防止策の研究―国際法の現状及び将来への提言

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657110077
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C3032

内容説明

いまだ消えない無差別テロの脅威。悲劇を二度と繰り返さないためにはどうすればよいか。気鋭の韓国人研究者が9.11同時多発テロから10年の節目に、韓国・日本・アメリカでの研究成果を踏まえ、テロ防止の国際法体制確立の具体策を提言する。

目次

第1章 テロリズムの歴史、及び現在の様相
第2章 法的課題を含むテロリズム対応措置と国際法の位置付け
第3章 条約的対応の先鞭をつけた航空機関連テロ条約
第4章 外交官及び人質テロに対する規制と限界
第5章 先行条約の空白領域補完を意図した海上テロ対応条約
第6章 繕いを志向するテロの手法に対する規制
第7章 包括性を志向するテロ資金供与防止条約
第8章 条約によるテロ規制の問題点と対策

著者等紹介

金惠京[キムヘギョン]
ハワイ大学韓国研究センター客員教授。韓国・ソウル市に生まれる。日本社会への関心が強く、1996年に明治大学法学部入学。2000年に同大学卒業後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程に入学。従軍慰安婦の国際法的補償に関する研究により修士(国際関係学)取得。同博士後期課程に進学後、国際法によるテロリズム規制を研究。2005年にアメリカに渡り、ローファームMorrison&Foerster本部勤務を経て、ジョージ・ワシントン大学総合科学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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