時代を紡ぐ教育論

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784657079244
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C1037

内容説明

時代の本流に巻き込まれながらも、小さな勇気を奮い起こす。教育はどのようにして時代の精神を伝えるのか。

目次

1 日本人が失くした暮しと心(日本人が失くした暮しと心―暮し方の変容と精神の変容;水道タンクとお化け煙突が見える街―少年時代の原風景 ほか)
2 時代の奔流と翻弄される個人、それでもなお抵抗する良心(「見よ、神ハ谷中ニあり、聖書ハ谷中人民の身ニあり」(田中正造)―卒業生に寄せて
貧しい中からしか四二・一九五キロを走り抜く気力は生れない―ベルリン・オリンピックのマラソン優勝者/孫基禎 ほか)
3 小さな勇気を奮い起こして、夢をつなぐ(『青春』(サムエル・ウルマン)と「千の風になって」(原詩/作者不明)―慟哭・鎮魂・安らぎ
「甘えてたんじゃ、あたし自身が許さないんです」―「芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさむ事」(世阿弥) ほか)
4 「実業」の精神、「高く翔ばんとすれば深く学ばざるべからず」(大隈重信)(改めて早稲田実業学校の「実業」の意味を問う―「〓(てき)儻不羈」、「自恃自信」、「去華就実」の人材の育成
早稲田大学校歌「都の西北」と早稲田実業学校校歌「都の乾」―相馬御風、東儀鉄笛、永井建子 ほか)

著者等紹介

渡辺重範[ワタナベシゲノリ]
1943年東京生まれ。1968年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。以後、同大学院政治学研究科修士課程、同博士課程を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(政治学)。1965‐66年ドイツ連邦共和国ボン大学留学。1980‐81年ドイツ連邦共和国ボン大学交換教授。1994‐98年早稲田大学教育学部長。1998‐2006年早稲田大学常任理事(広報・学校担当)。2000年より早稲田実業学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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