比較政治叢書
ポスト代表制の比較政治―熟義と参加のデモクラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657073037
  • NDC分類 313.7
  • Cコード C1331

内容説明

民主主義の再生に向けて。平等な参加者が議論を尽くす熟議デモクラシー。世界各国の事例を分析して、多数決によらない民主主義の可能性を問う。

目次

第1章 熟議=参加デモクラシーの比較政治研究へ
第2章 ローカル・ガヴァナンスとデモクラシーの「民主化」―ブラジル「参加型予算」の可能性
第3章 東中欧における市民社会組織の発展と熟議=参加デモクラシー
第4章 日本における「熟議=参加デモクラシー」の萌芽―原子力政治過程を通して
第5章 ネットワークガヴァナンスと民主主義―公選議会を欠く領域統治
第6章 団体ガヴァナンスの民主化?―ドイツにおける宗派系社会福祉団体の柔軟化と開放
第7章 フランス・ムスリム市民による熟議デモクラシー―「郊外」における協働の試みから「ディヴェルシテ(Divercit´e)」へ
第8章 民主主義対民主主義?―EUにおける熟議デモクラシーの限界と可能性

著者等紹介

小川有美[オガワアリヨシ]
立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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taming_sfc

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熟議民主主義に関する論考をあつめた論集。少し古い本なのだが、熟議民主主義や討議民主主義について理解を深めたい大学生必読。理論から地域(ブラジル・中東欧・日本・ドイツ・フランス)に至るまで、まとまりの良い書籍となっている。しかし、ここに書いている人は、10年以上たった現在でもご活躍だ。息の長い学者になりたいものだ。2019/03/07

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