内容説明
スウェーデンで出産を経験した人、スウェーデンの大学で学んだ人、スウェーデンで休養する人、このようなさまざまな生活と、深い専門的知識をリンクさせて、スウェーデン社会における、生から死に至る一生を通じた生活の話題から、社会の自律性を巡る論考を進めた一冊。
目次
1 出産・育児事情
2 学ぶ―「教育」を信頼するケア社会
3 働く―ワーク・ライフ・バランス
4 社会と関わる―NPO論
5 自律社会における保健、医療、療養
6 高齢者の生活を支える―「脱家族化」と「コミューン主義」からみた自律社会
7 障害と自律社会―多くの障害者が納税者となる社会
8 女性の生き方
9 在住外国人の生き方
10 スウェーデンの経験から―多様性のなかで自己決定
著者等紹介
岡沢憲芙[オカザワノリオ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授、早稲田大学北欧研究所長
中間真一[ナカマシンイチ]
ヒューマンルネッサンス研究所社会研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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