内容説明
EUは「憲法」を必要とするのか。欧州憲法条約の特色を学際的な観点から検証し、EUの可能性を追求する。
目次
第1部 欧州憲法条約の形成経緯と制度構造(欧州憲法条約と欧州ガバナンスの改革;欧州憲法条約批准国民投票をめぐる法学的考察;欧州憲法条約とフランス)
第2部 欧州憲法条約における基本権保障と共通外交安全保障(欧州憲法条約における基本権保障のあり方―制度間競合の中における価値としての基本権;基本的労働権のグローバルな保障と欧州憲法条約;「外交・安全保障アクター」としてのEU ほか)
第3部 欧州憲法条約の諸政策とEU統合の行方(欧州憲法条約とEUの地域・空間政策;EU領域秩序の構築;リスボン戦略とEU社会労働政策の新展開―新しい欧州ガバナンスの形態「開放型調整方式(OMC)」)
著者等紹介
福田耕治[フクダコウジ]
早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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