内容説明
経済政策と制度改革。政策を実現するためにどのような経済制度が最適なのか?多角的な切り口で制度分析を試みる。
目次
第1部 学史(回復と改革―米国ニューディール期における制度学派とマクロ経済学;高橋亀吉の経済思想―実践マクロ経済学とリフレ的構造改革)
第2部 金融・財政(財政政策・金融政策の相互依存性のもとでの政策当局の行動;不完備契約、経済成長とその安定性;内生的貨幣供給理論の一考察;グループ貸付における借り手間のリスク相関の重要性;体制移行期における中国の財政制度;所得税改革の基本方向―財政制度の役割分担の観点から)
第3部 国際マクロ・産業立地(開放小国の最適な為替レート制度―管理フロート制に関する一考察;何が政府の信任を決めるのか?―アルゼンチンのケース;製造業の集積と特化―工業統計データを用いた分析)
著者等紹介
馬場義久[ババヨシヒサ]
早稲田大学政治経済学術院教授
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