内容説明
制度の特徴と家族との関係。家を単位とした戸籍、個人を単位とした身分登録。こうした制度が社会生活や心理に及ぼした影響を分析。家族研究の新たな視角。
目次
序説 戸籍と身分証明
日本の古代戸籍と氏
元朝の戸籍
近世農民の世帯と個人の動態的な理解のために―ライフコース・アプローチの応用
「人的移動」の把握と宗門改帳―尾張藩を事例として
近代戸籍制度の確立と家族の統制
韓国戸籍制度の発達
近代ドイツの民事婚と民事身分登録
スイス・オーストリアの身分登録制度
イギリスにおける教区登録制度と民事登録制度―歴史的素描
アメリカにおける身分登録制度
著者等紹介
利谷信義[トシタニノブヨシ]
東京大学・東京経済大学名誉教授(法社会学・民法)
鎌田浩[カマタヒロシ]
専修大学・熊本大学名誉教授(日本法制史)
平松絋[ヒラマツヒロシ]
青山学院大学法学部教授(西洋法制史)
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