内容説明
なぜ、ＥＵは拡大するのか？ＥＵ統合の政治・経済制度に焦点を当て、ユニークな国際制度の特質や問題点を考察する。
目次
第１部 ＥＵ統合の政治・行政制度とガバナンス―政治統合の現在（欧州統合のプロセスと理論；ＥＵ機構改革とガバナンスの変容―ニース条約をめぐる諸問題）
第２部 ＥＵの経済制度とガバナンス―経済・通貨統合の現在（欧州統一通貨ユーロと為替レートの安定性；共通農業政策（ＣＡＰ）の効果と社会的負担―統合困難化の農業構造の差違を包摂するＣＡＰと政策コスト
ＥＵ共通産業政策の行方と日系自動車企業の対欧州投資戦略）
第３部 ＥＵ拡大と欧州ガバナンスの将来（中東欧諸国のＥＵ加盟―人々の憧れと懼れ；ＥＵガバナンス改革と欧州委員会―ポスト・ニースをめぐる議論の動向を中心に）
著者等紹介
堀口健治［ホリグチケンジ］
早稲田大学政治経済学部教授
福田耕治［フクダコウジ］
早稲田大学政治経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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