内容説明
自由と合理主義の思想家を解読。マンハイム思想の形成過程をあとづけて知識社会学が果した役割を明らかにする。
目次
1 マンハイムの二〇世紀(世紀初頭ハンガリーと文化運動;ワイマール期ドイツと知識社会学;第二次大戦をはさんで―自由と民主的計画)
2 理論と批判(歴史主義と知識社会学の形成;知識社会学と「存在拘束性」理論―その再解釈の試み;インテリゲンチアの使命と選択の道)
3 マンハイムと同時代人(使徒から異端者へ―G.ルカーチとの歩み;「粉飾された唯物論」―A.ヴェーバーの懐疑;価値相対化への反発―E.R.クルツィウスの怒りと偏見 ほか)
著者等紹介
秋元律郎[アキモトリツオ]
1931年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻終了。文学博士。早稲田大学文学部教授をへて、現在、大妻女子大学人間関係学部教授、放送大学客員教授、早稲田大学名誉教授
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