電産型賃金の世界―その形成と歴史的意義 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657015211
  • NDC分類 366.42
  • Cコード C3033

内容説明

戦後の労働運動のなかで、新たな賃金体系が誕生した。その成立過程を文献資料と聞取り調査をもとにたどり、独自の戦後史を描く。本書は、「電産型賃金体系」について、その成立過程を検討したものである。

目次

序章 研究課題
第1章 組合結成・経営民主化(一九四五年)―組織
第2章 電産型賃金体系の構想(一九四六年)―要求
第3章 団体交渉・ストライキ(一九四六年)―交渉
第4章 調停委員会(一九四六年)―妥結
終章 歴史的意義

著者等紹介

河西宏祐[カワニシヒロスケ]
1942年神戸に生れ、姫路で育つ。1971年東京教育大学文学研究科博士課程中途退学、東京教育大学文学部助手。1974年千葉大学助教授(教養部)。1983年千葉大学教授(教養部)。1985年文学博士(名古屋大学)。1994年千葉大学教授(文学部)。1996年ハイデルベルグ大学客員教授。1998年千葉大学名誉教授。現在、早稲田大学人間科学部教授
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