早稲田大学理工総研シリーズ
環境に配慮したまちづくり―地方自治体の責任

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657007254
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C1352

内容説明

本書は早稲田大学理工学総合研究センターのプロジェクト研究の一つである建築インフラ研究会の第二期の活動成果をまとめたものである。第一期(1993‐95年度)『建築設備の技術革新―都市生活を支える仕掛けと仕組み』(本シリーズ第6巻、1995年)に続く出版である。前書では市民の身近な生活圏に都市生活を支える仕掛けと仕組みをつくる必要性を提示し、それに関連する技術についてまとめた。本書ではまず、社会の変革が地域の自然環境やコミュニティーを破壊し、地球環境にすら多大な影響を与えたことをわかりやすく解説した。そして、新世紀は世界中で都市間の文化や経済競争の時代になると推測し、その際のキーワードは、それぞれの地域での環境に対する市民の意識であること、それがそのまま地域の文化になり、競争力になることを説明している。

目次

第1章 自然に学ぶ地域からの社会変革
第2章 環境に配慮した地域整備の手法
第3章 地域からの省エネと新エネルギーの促進―温室効果ガスの削減は自治体の諸施設から
第4章 地域でつなぐ資源循環の輪―脱焼却・脱埋め立てとエネルギー利用
第5章 地域がつなぐ水利用の輪―安全でおいしい水を飲むには水源をきれいに
第6章 地域をつなぐ情報ネットワーク整備―地域が必要とする情報ソフトの整備
第7章 環境自治コミュニティーの創生―地域社会の意識に基づく拠点づくり
第8章 環境自治体フォーラムの試み

著者等紹介

村上公哉[ムラカミキミヤ]
1962年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学理工学総合研究センター講師、助教授を経て、98年より現職。著書に『都市居住の環境設計』(共著)(日本建築学会、1997年)、『ハンディブック建築』(共著)(オーム社、1996年)、『建築設備の技術革新』(共著)(早稲田大学出版部、1995年)他
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