内容説明
電気の好きな中学生・高校生はずいぶんたくさんいます。そういう生徒諸君はたいてい応用的な方面に優れ、いろいろな実験もし、製作もした経験を持っているのですが、電気学の基礎的な面についての勉強が足らないように思われることがままあります。本書では、ごく初歩的な数学さえわかっていれば、容易に理解できる数式だけを最小限使い、できるだけ話としてわかるように電気の基礎を実験を通して考えてみることにしました。
目次
1 おふろへ入ろう
2 電気には種類がある
3 自動車のしっぽ
4 どれくらいの電気が起きるだろう
5 霊感は伝わるか
6 ガラスびんの中の体操
7 電気の正体
8 自転車屋さんで
9 シャツがパチパチいうこと
10 だだをこねた自動車
11 細いコードと太いコード
12 たくさんの電池
13 金属のお化粧
14 光るニクロム線
15 時計とステレオ
16 こわれたモーター
17 自転車で落としものをさがす