内容説明
「数学は役に立たない」といわれるが、これは教科書数学、受験数学の知識の範囲で“役に立たない”といっているにすぎない。数学は、本当は役に立つのである。では、数学を日常生活、社会生活に役立たせるにはどうしたらよいのか?その着眼点を、道志洋数学博士が伝授。
目次
序章 着眼の伝授
第1章 意外に役立つ数式と計算の話
第2章 意外に役立つ計量と測定の話
第3章 意外に役立つ図形と証明の話
第4章 意外に役立つ関数・関係とグラフの話
第5章 意外に役立つ統計・確率と推計の話
第6章 意外に役立つ文章題と解法の話
終章 ここにもあそこにも、“数学とその考え”が役立っている
著者等紹介
仲田紀夫[ナカダノリオ]
1925年東京に生まれる。東京高等師範学校数学科、東京教育大学教育学科卒業(いずれも現在筑波大学)。(元)東京大学教育学部附属中学・高校教諭、東京大学・筑波大学・電気通信大学各講師。(前)埼玉大学教育学部教授、埼玉大学附属中学校校長。(現)『社会数学』学者、数学旅行作家として活躍。「日本数学教育学会」名誉会員。NHK教育テレビ「中学生の数学」(25年間)、NHK総合テレビ「どんなモンダイQてれび」(1年半)、「ひるのプレゼント」(1週間)、文化放送ラジオ「数学ジョッキー」(半年間)、NHK『ラジオ談話室』(5日間)、『ラジオ深夜便』「こころの時代」(2回)などに出演。1988年中国・北京で講演、2005年ギリシア・アテネで授業する
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