内容説明
革新的経営で商いの道を拓き、江戸経済のリーダーとして活躍し、豊かな遊び心でふるさとの文化に生き、伊勢路にルネサンスの花を咲かせた商人たちの群像と歴史を探る―
目次
1 伊勢商人の登場
2 綿の道
3 大伝馬町界隈
4 流通革新
5 伊勢商人の名族
6 伊勢商人の心
7 道と町と人と
8 終りに―経済と文化
著者等紹介
後藤隆之[ゴトウタカユキ]
大正9年4月10日三重県河芸郡黒田村(現、河芸町)三行に生まれる。三重県立津中学より東京商科大学(現、一橋大学)へ進学。昭和18年12月1日より学徒出陣で軍務、昭和22年ソ連地区より復員。戦後、病と闘いながら会社、団体等の勤務を経て、公認会計士、税理士の道を歩む。日本公認会計士協会の理事、監事、東海会副会長等の業界役職を歴任。三重地方最低賃金審議会(会長)、三重県収用委員会委員(会長代理)、三重県大型店舗審議会委員(会長)、津市立三重短期大学講師など、国・県・市の公職を歴任。五十鈴監査法人及び後藤・今村会計事務所元代表。平成元年度三重県産業功労者として表彰を受く。平成14年1月30日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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