内容説明
親から受けた心の傷(トラウマ)を親に返して、はじめて子どもは元気に生きていけます。しかし、親がある日突然直面する子どもからの「トラウマ返し」への対応を誤ると、取り返しのつかないことになります。この本は、「トラウマ返し」とはどういうことか。「トラウマ返し」の背景。子どもからの「トラウマ返し」に対する親の準備や受け止め方。「トラウマ返し」をきっかけに親子が元気になっていく道筋。などを、実例に基づき具体的に語ります。
目次
序章 あなたは、ほんとうに子どもがかわいいですか?―まず、自分自身と向き合いましょう
第1章 トラウマ返しとは―子どもが親に心の傷を返しに来るとき
第2章 トラウマ返しの背景にある問題状況(子どものつまずき)
第3章 つまずいた子は親の愛情を確かめようとします
第4章 トラウマ返しにあったら
第5章 トラウマ返しに対する親の準備
第6章 トラウマ返しをきっかけに親子が元気になっていく道筋
終章 自立した親になる
著者等紹介
小野修[オノオサム]
昭和9年香川県に生まれる。昭和33年京都大学教育学部(教育心理学コース)卒業。その後、香川県児童相談所・精神衛生センターの心理判定員、教護院職員、児童相談所長(兼精神薄弱者更生相談所長・婦人相談所長)、スクール・カウンセラー、徳島文理大学大学院教授、四国新聞社客員論説委員を経て、現在は専門学校理事長、香川県立中央病院ターミナル・カウンセラー。臨床心理士。高松で『カウンセリング基礎講座』、自宅で「不登校児の『親のグループ』」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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