内容説明
日本の教育に多大な影響を残した教師、長岡文雄の授業づくりについて、長岡文雄の代表的な授業の分析などを通し、詳細に解説。一人ひとりを“この子”として捉える子どもとの向き合い方、教材の開発、その活かし方など、現在にも生きる長岡文雄の教育理論を学ぶのに最適な一冊。
目次
さあ、子どもたちと共に
出会いを大切に
学習者を知ることを出発点に
“この子”をイメージして教材研究を
子どもたちとカリキュラムをつくり出す喜びを
子どもを中心に据えて合科で学ぶ
学習問題をつくろう
授業を子どもたちと楽しむために
ノートづくりで自分をつくる
総合的な学習の時間で探究心を育てる〔ほか〕
著者等紹介
長瀬拓也[ナガセタクヤ]
1981年岐阜県生まれ。佛教大学教育学部卒業、岐阜大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。大学卒業後、横浜市立小学校、岐阜県公立中学校、小学校の教員として勤め、現在は同志社小学校教諭、京都女子大学非常勤講師(生徒指導論)。高校生の時、中学校教員だった父親が白血病で他界し、教師になることを決意する。初任者の時、一般財団法人日本児童教育振興財団主催「第40回 わたしの教育記録 採用・新人賞」(2004)を受賞。社会科教育を専門としながら、学級経営や生徒指導についての著作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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