出版社内容情報
古川光弘[フルカワミツヒロ]
著・文・その他
内容説明
「1時間のうちに一度も笑いのない授業を行った教師は、ただちに逮捕する!」という主張のもと、教育界の巨星・有田和正は、楽しみながら子どもたちを追究の鬼に変えていく。意外性とユーモアに満ちた有田和正の社会科授業の真髄を、有田実践の継承者である著者が、自らの授業も交え、詳しく語る。
目次
衝撃!有田和正氏の授業論―「常識」からの脱却―有田社会科に「常識」は通用しない。全てにおいて自由である!
有田社会科に絶対的に必要なもの、それは「ネタ」(教材)―「ネタ」のない社会科の授業は、クリープを入れないコーヒーと同じである!
有田流「ネタ」開発ノウハウ―教材開発に必要な7つの基礎技術
有田氏のネタや発問は、日本中どの教室でも通用する!―社会科発問の定石化を目指して!
使用する「ネタ」(教材)を、練り上げ、絞り込む!―有田社会科は、きわめてシンプルな構造である!
常識となっている授業形態への問題提起!―有田式“オープンエンド型”授業形態の提案
「はてな?」を生み出す有田社会科のメカニズム―有田社会科では、「ゆさぶり」が、きわめて大きな要素となる!
どのようにして話し合いを成立させるか?―授業は布石の連続
「はてな?帳」で育てる“追究の鬼”―ノートは思考の作戦基地である!
「調べ方技能」が身に付く鍛え方―調べ活動のツールは、こう活用する!〔ほか〕
著者等紹介
古川光弘[フルカワミツヒロ]
昭和37年6月8日兵庫県生まれ。神戸大学教育学部初等教育学科卒業。兵庫県佐用町立三河小学校校長を経て、現在、兵庫県佐用町立上津中学校校長。『子どもの心をどうつかむか』を生涯のテーマとし、日々の実践にあたる。これまでの教室実践の足跡は、500本に及ぶ雑誌論文や著書・共著などにまとめ発表している。セミナー・講座・校内研講師も300回を数え、現在も日本各地を訪れている。教育界の巨星、有田和正氏から学び続け、有田氏の「教材・授業開発研究所」の事務局を担っている。現在、「教材・授業開発研究所」の活動としてML(メーリングリスト)を主宰し、全国500人以上のメンバーと情報の交換を行っている。さらに、有田和正継承セミナーを全国的に展開し、有田氏の実践の継承に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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