内容説明
子どもたちに身近な祭りのお囃子や農村歌舞伎、御田植神事の謡いなど、地域に伝承されている「郷土の音楽」を教材とした音楽科授業の理論と実践を紹介。各地域にある「郷土の音楽」の授業を一般化するための「授業モデル」を提示。また、カリキュラム・マネジメントにつながる地域の人(ゲストティーチャー)と教師、子どもたちが協働して授業をデザインする方法を提示。幼小中全13事例の映像を付属DVDに収録。
目次
第1章 「郷土の音楽」と教育(学校教育におけるこれまでの「郷土の音楽」;「郷土の音楽」の教材としての価値 ほか)
第2章 「郷土の音楽」の教材開発の方法(教材研究の視点;指導内容と評価 ほか)
第3章 「郷土の音楽」の実践事例(授業事例;園や学校での実践事例)
第4章 生活と文化をつなぐ「郷土の音楽」の現代的意義(協働的コミュニケーションによる授業;生活を基盤とした文化の再構成による学力育成 ほか)
著者等紹介
小島律子[コジマリツコ]
大阪教育大学名誉教授・博士(教育学)。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。専門、音楽教育学、音楽科の授業論、教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。