内容説明
親に愛があっても、子どもに愛が伝わらなければ、すばらしい子になりません。挫折した子どもに「愛の法則」に従って愛を伝え、みごとに立ち直らせ、明るい家庭をよみがえらせた母親の事例などを詳しく紹介。
目次
第1章 母の愛が立ち直らせた子どもたち(家のお金を盗む子どもをゆるして立ち直らせた母親―やさしくすることは、悪いことではない;毎日五、六時間も自分の体を洗い続ける女の子―母の勇気がすべての流れを変えた;長い不登校の果てに見事に立ち直った子と母―卓球が助けてくれた長い年月;家を出た少年が両親のもとに帰るとき―大丈夫、まだ打つ手はある;子どもをたたいて育てた母親の心が洗い清められるとき―母親の変化によって落ち着いた乱暴な子ども;怠学・万引き・夜遊びの子が別の高校に編入し、大学へ―母親が子どもの行動の見方を変えて、子どもを立ち直らせた二年間の記録)
第2章 愛による子育て(愛の法則;ほめることは、人生の目標を持って生きる子どもを創ります;愛の環境で育った子どもは社会に順応できます―家庭と社会の違い)
第3章 すぐに役立つお母さんの知恵袋(心理学的環境とは;感情転移―ある人に向けられた感情は、人や物に外見上似ているものや関係するものに転移します;子育てにとても役立つ認知的不協和理論;子どもが自分自身をどのように認知しているかは重要なことです;昌也君が与えてくれた喜び)
著者等紹介
磯部陽子[イソベヨウコ]
1943年福岡県に生まれる。1966年早稲田大学教育学部を卒業。1969年結婚。二男二女の母。孫5人。『愛は裁かず』『ゆるす愛の奇跡』の著者、伊藤重平先生にカウンセリングを学ぶ。愛の川カウンセリングセンター所長。名古屋緑カウンセリングセンター講師。不登校、非行、家庭内暴力、摂食障害などの、子どもに問題を持つ親や子どもにカウンセリングすることによって、子どもが立ち直るように指導している。高校・中学校・小学校・幼稚園のPTAでの講演、教師の研究会の講師として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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