内容説明
現場の数学教師の指導上の疑問に、Q&A形式で明快に答えた、地に足の着いた数学指導のための基礎・基本!負のイメージを理解させるにはどう指導すればよいのか、ルートはどう書けばよいのかから、二次方程式の指導法、図形の証明の指導法、定義と定理の違いの指導法、ノート指導、効果的な板書の構成のあり方など、中学校数学指導の全てを対象にした、かゆいところに手が届く数学教師の必読・必備の書。
目次
「数と式」の問題(第1学年「正の数・負の数」;第1学年「文字の式」 ほか)
「図形」の問題(第1学年「平面図形」;第1学年「空間図形」 ほか)
「関数・統計」の問題(第1学年「変化と対応」;第2学年「一次関数」 ほか)
「共通」の問題(数学科の授業で育てたいものは何ですか。また、小学校算数科と中学校数学科との学習内容の主な違いは何ですか。;記述式の問題がなかなかできないとよく言われます。記述式の問題は、多様にあると思われますが、中学校数学科においてどのようなものを求めたらよいですか。 ほか)
「ノート指導・板書」の問題(数学科の授業において、ノートをとることのねらい、役割は何ですか。;ノートに具体的にどのようなことを書くようになればよいですか。 ほか)
著者等紹介
柴田録治[シバタロクジ]
1935年生まれ。愛知教育大学名誉教授。元愛知教育大学附属岡崎中学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。