内容説明
多忙を極める教師のために「時間管理」「即断」「環境」「人間力向上」「道具」「研鑽」「思考」に分けて、今すぐにでも実践したい数々の技術・心構えを詳述。忙しさから解放され、仕事も充実!
目次
第1章 教師の時管術
第2章 教師の即断術
第3章 教師の環境術
第4章 教師の人間力向上術
第5章 教師の道具術
第6章 教師の研鑽術
第7章 教師の思考術
著者等紹介
山田洋一[ヤマダヨウイチ]
1969年北海道札幌市生まれ。北海道教育大学旭川校卒業。2年間の幼稚園勤務の後、公立小学校の教員となる。自ら教育研修サークル「北の教育文化フェスティバル」を主宰し、柔軟な発想と、多彩な企画力による活発な活動が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BECCHI
7
前書きの、「仕事が早くても信頼されない人」の話がまず、読み手を引きつける。やっぱり信頼されなければ、あの人はできると言われても嬉しくないし、仕事もはかどらないものだ。そして、数多くの仕事を効率よくこなす方法と安定してこなす方法が書かれている。60点の仕事をするくだりも納得。それから、仕事ができる環境を整えることの大事さ。アイデアを溜め込むために手帳に書き込むこと。すぐやるということ。参考になることがたくさん書かれていた。少しずつ自分に合うものを取り入れていきたい。ワクワクしながら読めた!2017/03/11
せっかちーぬ
6
仕事術としては、自分も実践(挑戦)中のものもあり、ちょっと嬉しかった。また、目標の先生のコピーはしてみたい。目標は高いものと思って、定めるだけで、手をつけてなかったかもしれない。大切なのは仕事観。前書きにあった仕事は早いが、周りが見えてない教師にはなりたくない。もう中堅の私。周りを楽にできる、仕事ぶりをいつでも見せられる教員でいたいなあと思う。2017/01/28
ひじり☆
5
自己研鑽、月に何冊かは教育系の本も読まなきゃ(^^;小手先だけのテクニックだけでは付け焼き刃で、しっかりとした仕事観に基づく行動が大事。2017/03/17
mori
5
仕事術よりも仕事観。ここに提案性がある良書。読み進めると自分の仕事ぶりに反省することも多い。仕事を効率よく進めることも大事。でもそれは何のためなのかを考えながらそうできる人でいたい。人間力向上の章が最も響いた。自分の対応次第だなと思う。2016/09/24
かいじゅう
4
○いいと思ったことと生かし方 ・「みんなで相談しましょう」をやめる。➡学年研や校務分掌での話合いで担当を決め、案を出してから話し合う。 ・60点満点主義で仕事。子どもの努力も自分の仕事も。➡研究授業を積極的に行う。 ・ダメな○○指導を10個書き出す。➡学級経営や行事の指導などで考える。 ・TPOに合わせた読書。➡実践中。朝の通勤、英語、教育雑誌。帰りの通勤と入浴時間、興味がある本。就寝前、小説。 ・「そもそも思考」➡目的と目標を明確にする。行事の提案がなされる時に確認し、指導を考える。2017/03/19
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- 和書
- 葉擦れて早咲きなる筆立て