内容説明
自閉症のおーちゃんは、絵を描くことが大好きでケンカが嫌い。そんなおーちゃんとの保育所から、小学校、中学校、高校までの面白すぎる毎日を、「お前の弟、ガイジやろ!」と言われ悲しかったことなども交え、姉の目から語る。障がい児・者への理解につながる好エッセイ。
目次
おーちゃんってどんな子?
おーちゃん、保育所へ行く
おーちゃん、小学校へ行く
おーちゃん、中学校へ行く
おーちゃん、高校へ行く
おーちゃん、専門学校へ行く
おーちゃんのこれから
著者等紹介
廣木佳蓮[ヒロキカレン]
1995年大阪市生まれ。一つ下の弟(愛称:おーちゃん)と共に地域の小学校、中学校へ通った。府立市岡高校卒業。奈良女子大学文学部人間科学科在学中。現在、おーちゃんと一緒に地域の学校へ通った経験について、障がいのある弟をもつ姉の立場で講演する
廣木旺我[ヒロキオウガ]
1996年大阪市生まれ。3歳で発達障がい、7歳で自閉症と診断されるが保育所を出たのちに姉と共に地域の小学校、中学校へと進学。府立大正高校卒業。現在は、大阪市立デザイン教育研究所在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
69
中学生くらいの年齢でも読めるように、漫画と分かりやすい言葉で書かれています。大学4年生のお姉さんが一つ下の自閉症の弟さんのことを書いてあります。母親から見た障がいのある子供さんの本は数多ありますが、姉の目線からの本は少ないと思います。ほぼ同じ公立の学校に通い、弟に振り回されながら、それでも彼に色々教える事が楽しくて、たくさんの人々に支えられながら無事高校も卒業し、美術の専門学校へ通う弟さんへの愛情に溢れています。おーちゃん(弟)の絵は大好きな動物たちがいっぱい。明るい印象のおーちゃんそのものです。2015/10/07
コージー
12
自閉症の弟と一つ違いの姉(自分)の、今までの軌跡。おーちゃんは本当に、周りに愛され、生活してきたことがよくわかる。読みながら、うんうん首肯く自分もいる。こんな風に学校生活を送ったおーちゃんは、幸せだと思う。たくさんの人に読んでほしい本だ。2015/10/18
Monsieur M.
4
知的な遅れを伴う自閉症の弟さんをお持ちの、大学生のお姉さんが書いた本。きっと、辛いことや悲しいこと、悔しいこともたくさんあったんじゃないかと思うけど、ほとんどそういうことは見せず、彼女と弟さんの「ハッピーデイズ」を綴る。立派な娘さんだなあ。弟さんは幸せだ。お二人のこと、陰ながら応援します。2015/10/20
komami
1
家族のおーちゃんへの関わりが良かったです。愛と面白さ満載で。やっぱり家族にとったら、障害者ではなくおーちゃんなんだなと。弱者ではなく、家族の一員で、立派なひとりの人間。 一方で、就学に関するご家族の考えは、よく耳にする主張だと思い、私の中には落としどころがありません。行政の正解と当事者の正解は必ずしも一致するわけではありませんね。 ただ、その子やご家族のことを好きになることで、初めて見えてくるものがあるのかなと思います。2020/04/29
りんふぁ
1
自閉症の弟を持つ姉が、姉から見てきた弟のことを、イラストや四コマ漫画はは自閉症の弟が書いてる、共同執筆は珍しい。親視点は多いけど、兄弟姉妹からみた、おなじ子供目線で接してて感じてたことはとても勉強になる。2016/10/27




