中学生が書いた消えた村の記憶と記録―日本の過疎と廃村の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784654019076
  • NDC分類 361.76
  • Cコード C0037

内容説明

自分たちの学校のすぐ近くに消えた村があった。そのことに興味をもった中学生たちが、県内の同じように消えた村のことを調べ始めた。現地を訪ね、消えた村のくらしと歴史、消えた理由を追究していく。やがて、彼や彼女たちの目は、県外へも向けられ、日本全体の問題である過疎の問題に行き当たる。村が消えた理由を明らかにし、日本の将来へと目を向ける彼や彼女たちの眼差しから学ぶことは多い。

目次

第1章 中野俣の人とくらし―福井県勝山市(中野俣集落のくらし;中野俣が消えた理由 ほか)
第2章 横倉の人とくらし―福井県勝山市(横倉の栄えた頃;村がなくなった原因 ほか)
第3章 西谷村の人とくらし―福井県大野郡(西谷村の集落;くらし ほか)
第4章 日本各地の消えた村(徳山村の人とくらし(岐阜県揖斐郡)
脇ヶ畑村の人とくらし(滋賀県犬上郡) ほか)
第5章 私たちが考える消えた村(村が消える原因;村はのこすべきか ほか)

著者等紹介

堀真一郎[ホリシンイチロウ]
1943年福井県勝山市生まれ。1992年大阪市立大学在職中に、学校法人きのくに子どもの村学園を、和歌山県橋本市に設立。1994年に大阪市立大学を退職し、きのくに子どもの村学園の学園長に専念し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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