内容説明
長年にわたるアメリカの大学院体験、および日本での大学教員体験を踏まえ、今、実現すべき、ICT時代の大学授業のあり方、学習環境のあり方などについて詳述する。従来の一方向的な知識伝達を目指す講義式授業にとらわれない画期的な大学授業モデルを提示する本書は、大学授業の質的転換を目指す大学関係者必読・必備の書である。
目次
第1章 学生たちは、どんな授業を「良い授業」と考えているのか
第2章 教師と学生による双方向的な「参加型・参画型」授業を創る
第3章 構築主義をベースにして、新しい教授学を構築する
第4章 学習者の主体性、創造性を育てる新しい教授学を構築する
第5章 ICT時代にふさわしい、豊かで多様な学習環境を用意する
第6章 課題探究活動を導く「学習ガイド(学習計画表)」を作成する
第7章 「参加型・参画型」授業のためのシラバスはどうあるべきか
第8章 学生たちに果敢に挑戦する、自分らしい「コース・シラバス(授業計画案)」を作成しよう
著者等紹介
加藤幸次[カトウユキツグ]
1937年、愛知県に生まれる。名古屋大学大学院、ウィスコンシン大学大学院修了。現在、上智大学名誉教授、前名古屋女子大学教授、日本個性化教育学会会長、グローバル教育学会顧問、アメリカ教育学会会長、社会科教育研究センター会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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