内容説明
教室で起こる様々な問題への対応をせまられたとき、どんな応答をするかで、その後の子どもの行動が決まる。どんな時も臨機応変に対応でき、指導目的を果たすために必要な、「とっさの応答力」を身につけるためのポイントを詳しく紹介。
目次
第1章 ヘレン・ケラーの先生サリバンに学ぶ
第2章 授業実践の中で応答力を培う
第3章 授業における共感的応答を学ぶ
第4章 意図的主体としての子どもを育てる
第5章 応答の根源を探る
第6章 個に即した応答を工夫する
著者等紹介
太田正己[オオタマサミ]
1953年生まれ。現在、千葉大学教育学部教授、同附属特別支援学校長。京都教育大学名誉教授。博士(学校教育学)。元京都教育大学附属養護学校長。元中央教育審議会専門委員(特別支援教育)。専門は、障害児教育方法。養護学校での十数年の教師経験を経たのち、大学に勤務。障害のある子どもたちのいる学級での授業づくりや授業研究の方法の研究が専門で、教育現場に出かけ、授業参観や授業研究会を行い、RP法による授業コンサルテーションを行うなど、臨床的方法による研究を行っている。また、自閉症や知的障害の子どもたちの教育方法の歴史的研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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