内容説明
教科書の内容が新学習指導要領のもとで大幅に増加する中、詰め込み教育への逆戻りが心配されている。本書は、「教科書“を”教える」のではなく「教科書“で”教える」の基本に立ち戻り、教科書の単元を教師・学校が主体的に再構成し、効率よく時間を使い、効果的に指導し、学習指導要領の示す各教科の目標を確実に達成する方法を具体的に紹介する。
目次
第1部 分厚くなった教科書活用の考え方、進め方(今度こそ「教科書“を”教えるのではなく、教科書“で”教える」ために;分厚くなった教科書を「活用」するために考慮すべきこと;1人で、学年で、最終的には学校として、「学校の教育課程」を創る)
第2部 分厚くなった教科書を活用した授業づくり(単元に「軽重」をつけて、「重点化」を図る;単元の「順序」を入れ替え、「セット化」する(学年レベル)
単元の「順序」を入れ替え、「セット化」する(2学年幅)
教科間の指導内容を関連・合科させて、「ユニット化」する)
著者等紹介
加藤幸次[カトウユキツグ]
1937年、愛知県に生まれる。名古屋大学大学院、ウィスコンシン大学大学院修了。現在、上智大学名誉教授、前名古屋女子大学教授、日本個性化教育学会会長、グローバル教育学会顧問、アメリカ教育学会会長、NPO法人『日本個性化教育振興会』理事長、社会科教育研究センター会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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