内容説明
将来の職業や生活を見通して、自立的に生きる力を身につけるための「人生設計能力を育てる人生設計型学校カリキュラム」の構築をめざした、小学校社会科の理論と授業。
目次
第1章 人生設計型・能力開花型・知識基盤型社会におけるシティズンシップ教育の課題
第2章 若者のライフコースとシティズンシップ
第3章 構成主義にもとづく学習理論への転換―小学校社会科における授業改革
第4章 店ではたらく人々のしごと―スーパーなスーパーを見つけよう 人生設計能力を培う消費者教育(3年/社会科)
第5章 世界的に有名!?観光のまち奈良市―私たちの県の自然や産業と人々のくらし 新しい価値観・規範意識を獲得するための社会科学習(4年/社会科)
第6章 地域の農業生産から学ぶ食育学習―杉本さんのサラダナス作りを通して 人生設計能力を培う食育学習(5年/社会科・総合的な学習の時間)
第7章 牛乳大好き、酪農大好き、わがまち「葛城」大好き!!―4人の『達人』から学ぼう、調べよう!私たちの食料生産 人生設計能力を培うキャリア教育(5年/社会科)
第8章 わたしたちの願いと政治のはたらき―曽我川緑地公園のなぞをさぐれ 地域に学び積極的に社会参画しようとする力を育む防災教育(6年/社会科)
著者等紹介
今谷順重[イマタニノブシゲ]
1947年、奈良県生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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