内容説明
学校図書館は教育に生かされてこそ、その目的を達成する。小・中学校で図書主任や学校司書として経験を積んできた著者が、子どもたちに読書のすばらしさを伝える学校図書館の作り方を、図書の購入・修理・配置、学校図書館の環境整備、図書委員会の活動、教師やボランティアとの連携、コンピュータの活用法などの観点から、イラスト、図、写真を交えてわかりやすく解説。改訂にあたり「9章・学校図書館とコンピュータ」を増補。
目次
1章 古い学校図書館の立て直し
2章 図書資料の充実をはかる
3章 学習に生かす学校図書館
4章 本を読む子を育てる学校図書館
5章 読書の時間の実践例1年間
6章 学校図書館を作る協力者
7章 校内・家庭・地域とつながる学校図書館
8章 1人1人を大切にする学校図書館
9章 学校図書館とコンピュータ
著者等紹介
渡辺暢恵[ワタナベノブエ]
1959年生まれ。東京学芸大学国語科卒業。小学校教諭在任中図書主任となり、学校図書館司書教諭資格取得後、学校司書として小学校8校、中学校2校に勤務。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修士課程修了。現在、東京学芸大学非常勤講師。学校図書館づくり支援や研修会の講師等活動中。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
11
☆☆☆☆司書教諭は2003年より12学級以上の学校に置くことになりました。 司書教諭という資格は以前からありましたが、資格がある先生が図書主任になるとは限りません。 図書主任でも司書教諭の資格を持っている人はあまりいませんでした。 しかし、司書教諭になっても学校図書館専属ではありません。 いろいろ難しい問題があります。 専任の学校司書がいればありがたいことです。2018/06/27
くぅたん
6
図書委員の活動について、司書教諭に依頼されて取り寄せ。図書委員活動計画も載っているが、概要。依頼内容は、多分、もっと具体案。最寄り図書館には関連本なかった。2021/04/11
杏子
0
途中の実践例は読み飛ばしてしまったものもあるけど、だいたい理解できました。でももう、こういうのを読んで、あれができてないこれができないと悔やむのはもうやめようと思います。あくまでも参考程度にとどめておきたい。2008/10/18