内容説明
兵庫教育大学附属小学校では、1980年の開校以来、「人間として生きぬく力」の育成をめざして、学校づくりに取り組んできた。本書は、その5冊目の成果で、同校の研究・実践活動の流れを踏まえ、さらに総合的な学びの力を育てるための授業を探求し、教科学習と「総合的な学習」を関連づけた授業実践を紹介している。
目次
第1章 真の「確かな学力」を育てる―子どもの学びをひらく授業づくり(学びをひらくカリキュラムの創造)
第2章 各教科・道徳の理論と実践(「自分のことば」を育む国語科授業づくり;「社会的コミュニケーション能力」を育てる社会科学習;子どもの算数的表現を育む算数科授業づくり;自ら科学概念を構築する子を育む理科授業づくり;「自分見つけの力」を育む生活科授業づくり;「感じて表現できる子」を育む音楽科授業づくり―学びをひらく音楽科学習;「自分ならではの造形の意味や価値」を育む図画工作科授業づくり;「生活のしかたの学習能力」を育む家庭科授業づくり ほか)