内容説明
絶対評価と発展的な学習を相互に関連させ、すべての子どもに発展的な学習を保障する具体的な手だてを、過去の形成的評価、学力テスト、評価規準と評価基準表、見取り評価、教員研修体制等に言及しながら、授業実践に即して述べる。
目次
第1章 学力テストからテスト学力へ(日米における学力テストの結末;学力テストの限界を見極めよ ほか)
第2章 21世紀型の学力と評価(21世紀に必要な資質を見据えて;学力の中核に「応用」を ほか)
第3章 「国研規準」と「県規準」の位置付け方(目標準拠評価に関わる基本用語;アメリカにおける評価規準の取り組み ほか)
第4章 単元のデザインと実施法(発展的な学習に焦点化せよ;単元のデザインと実施の手順 ほか)
第5章 見取り評価の再構築(長野県で行われてきた見取り評価;安東小学校における子どもの捉えと授業づくりとの連動 ほか)
著者等紹介
安藤輝次[アンドウテルツグ]
1950年、大阪府生まれ。大阪教育大学卒業、ジョージア大学大学院留学(含む研究助手)を経て、大阪市立大学大学院博士課程単位取得退学。現在、福井大学教授、同大学附属中学校長(2000年度から2002年度まで併任)
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