内容説明
児童・生徒の学習や、教師の教材研究に活用しやすく、放課後にはちょっとくつろげるような図書室があったらいいと思いませんか?本書では、児童・生徒の興味を引き出し、手にとる本の幅が広がるように工夫された図書室の展示や掲示と、一年間の具体的な活動を紹介する。
目次
1 図書室の12カ月の仕事(4月の図書室;5月の図書室;6月の図書室 ほか)
2 コピーしてすぐ使える資料(プレゼントにするしおりの作り方(例)
コピーして使えるしおり
見出し文字 ほか)
3 12カ月の展示・掲示の型紙集(ようこそ図書室へ;図書室の約束;伝記クイズ ほか)
著者等紹介
渡辺暢恵[ワタナベノブエ]
1959年生まれ。東京学芸大卒。小学校教諭在任中図書主任となり、学校図書館司書教諭資格取得後、学校司書として小学校6校、中学校2校に勤務。2002年度は、4年生の学級担任、図書主任。現在、学校図書館づくり、児童書について研究。研修会の講師等活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
12
☆☆☆図書室の展示や掲示について図解でわかりやすく書いた本です。図書室の1年間の活動についてわかりやすくまとめられています。司書が一人でするのでなく、他の職員、生徒図書委員、ボランティアと協力してすすめて欲しいと渡辺さんは言います。そのためには図書室の環境整備が大切です。生徒がひきつけられる絵や色使いを考え、本の紹介という視点で本を掲示と一緒に立てる、読書の入り口としてのテーマを設定する、学校の予定や四季の行事にあわせてテーマを決める、不要品や包装紙、家で眠っているものを利用して作る、など心がけたいです。2018/08/17
くぅたん
6
司書教諭から、図書委員の活動のわかりやすい本、と言われ、「コピーして使える、授業を高める学校図書館活用法」と同シリーズだったので、地域図書館から取り寄せ。2003年。ちょっと古く感じる。わかりやすいが、図書委員の記載は少ない。小学校展示の参考にはなる。2021/04/11
るりこ
2
ちょっと古めですが、月ごとに分かれていて使いやすかったです。
める
2
「子どもと一緒に進める」と銘打ってる割りには、児童・生徒の役割は色塗りと本の紹介だけなのかしら…?全体的に小学校向けの内容で、中学校用が数ページもないのが残念。でも学校図書館の展示の基礎が詰まっていて入門にはぴったりだし、巻末の資料と型紙は活用出来そう◎図書室の展示・掲示の注意点「生徒がひきつけられる絵や色使いを心がける」「読書の入り口となるテーマを設定する」「学校の予定や四季の行事に合わせてテーマを決めておく」この辺を意識していなかったので気を付けてみようかなぁ。2010/09/09
あひる
1
基本的なことからかいてありますので学校図書館初めての人はいいかもです2009/07/29
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