新版 ニイル選集〈1〉問題の子ども

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784654004713
  • NDC分類 370.8
  • Cコード C1337

内容説明

困った子どもは、実は不幸な子どもである。叱責や懲罰よりも、理解と愛が差しのべられなくてはならない子どもである。サマーヒルでの長年にわたる実践によりこのことを確信したニイルが、深く、徹底的にその事実を明らかにする。

目次

善と悪
原罪というものは決してないあるのは病気だけである
性教育
コウノトリの嘘
子どもの願望
愛と憎しみ
劣等感と空想
嫉妬
怠け者の子ども
宗教について〔ほか〕

著者等紹介

堀真一郎[ホリシンイチロウ]
1943年(昭和18年)福井県勝山市に生まれる。66年、京都大学教育学部卒業、69年、同大学大学院博士課程を中退して大阪市立大学助手。90年、同教授(教育学)。大阪市立大学学術博士。ニイル研究会および新しい学校をつくる会の代表をつとめ、92年4月、和歌山県橋本市に学校法人きのくに子どもの村学園を設立。94年に大阪市立大学を退職して、同学園の学園長に専念し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっし

2
ニイルの考え方を学ぶために読みました。堀先生の和訳が明快なもので非常に読みやすかったです。本書でよく出てくるテーマが「性」。公共の場で話題にのぼるのが嫌われることが多い「性」に関する話題。大人によって決められたマナーによって、子どもたちが縛りつけられていることを、「性」に関する話を主体に本書では説かれています。確かに大人の価値観と子どもの価値観は違いますよね。ただ単に大人の価値観を子どもに強制するのではなくて、両者が歩み寄ることが子どもたちの成長には不可欠なのかもしれません。2012/07/13

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