内容説明
音楽鑑賞の時間で取り上げられることの多い、作曲家の生い立ちや、名曲誕生のエピソードに加え、音楽家たちが、貴族の前で、技量を競い合った「音楽の試合の話」、オーケストラで使われる楽器の成り立ちや、役割がわかる「楽器の話」など、思わず、引き込まれてしまう音楽の話。
目次
名曲の話(歌劇「カルメン」―ビゼー「ひたすら歌劇に力を注いだ人」;舞踊組曲「白鳥の湖」より「情景」―チャイコフスキー「初演では失敗作!」;「ペール・ギュント」第一組曲―グリーグ「スカンジナビアの国民音楽にささげる」 ほか)
音楽の試合の話(ヘンデル対スカルラッティ「たとえ負けても態度は立派」;バッハ対マルシャン「チェンバロの前で待ちくたびれるバッハ」;モーツァルト対クレメンティ「オーストリア皇帝の前で大試合」 ほか)
楽器の話(ピアノ「鍵盤楽器のいろいろ」;弦楽器「似ているようで違う仲間たち」;木管楽器「楽器から奏者の性格もわかる?」 ほか)
著者等紹介
武川寛海[タケカワヒロミ]
1914年東京生まれ。1938年東京帝国大学文学部美学科卒業。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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