内容説明
本書は、1943年に発表された自閉症研究の金字塔「情動的交流の自閉的障害」をはじめ1973年に至るまでの主要論文16編を収録。自閉症研究の先駆者カナーの全貌を示す貴重な研究書。
目次
1940年代の論文(情動的交流の自閉的障害;早期幼児自閉症における不適切な比喩;早期幼児自閉症における疾病学と精神力動に関する諸問題)
1950年代の論文(幼児自閉症における全体と部分の観念;早期幼児自閉症における素因;自閉的な子どもたちの追跡調査記録 ほか)
1960年代の論文(幼児自閉症と精神分裂病;再び早期幼児自閉症について;子どもたちはそういった書物を読んだことがない)
1970年代の論文(児童期の精神病―歴史的概観;1943年に最初に報告された11名の自閉症児童に関する追跡調査研究;自閉症児はどこまで社会適応可能か? ほか)



