多元的中華世界の形成―東アジアの「古代末期」

個数:

多元的中華世界の形成―東アジアの「古代末期」

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784653045373
  • NDC分類 220
  • Cコード C1022

内容説明

中国史の時代区分を再考する。宗教・社会・文化が大きく揺れ動いた東アジアの3~8世紀を「漢文化の継承と変容の時代」―中国の古典文明を基礎とした多元的な中華世界が東アジアの規模で拓かれていく時代―としてとらえ、広く周辺世界とのかかわりから歴史の展開を再定義する。西洋史における「古代末期」(Late Antiquity)の議論を中国史に想定したとき、今日の中国史、東アジア史、東部ユーラシア史研究に何をもたらすのか。

目次

序論 東アジアの「古代末期」
第1部 古典の継承と変容(魏晋南北朝の「漢代の記憶」とその変化;〓仙洞石刻祝文にみる北魏王権の多元性―天子・皇帝・可汗・太平真君の称号をめぐって;南斉・梁における『周礼』の受容について;斉梁類書における魏晋知識の典故化;梁代における外国用将軍号の新設について ほか)
第2部 中華の多元化(梁代における建康の繁栄と仏教および寺院空間;北朝晩期の寺院と政治文化―“国”寺、行政区と戦場;6世紀新羅における大王号の使用とその意義;7世紀倭国における中心と周辺―毛人・蝦夷・粛慎;則天武后の権威の多元性 ほか)

著者等紹介

佐川英治[サガワエイジ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授、東京大学アジア研究図書館長。専門:中国古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。