戦後日本の傷跡

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  • サイズ A5判/ページ数 371p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784653045175
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0036

内容説明

傷跡―いまだ終わらない、完結しない過去、癒しがたく忘却することのできない経験が現在に息づく、現在進行形の語りによってしか語ることの出来ない、過去の時間と現在の時間が交錯する場所。戦争経験の傷跡を生き続けたアジアと日本の戦後社会を考察した24本の論考を収録。

目次

序論 身体としての戦後日本そしてその傷跡
第1部 戦争の傷跡とアジアの中の戦後(傷痍軍人の語る「傷跡」―直井潔の作品とケアの様相をめぐって;生者を傷つける死者との回路―川端康成『虹いくたび』 ほか)
第2部 傷の記憶と表象(脚本家水木洋子と戦後社会派映画再考;母の死とオリンピック―古田幸『おかあさんのばか』のメディア展開をめぐって ほか)
第3部 戦後民主主義―運動と傷跡(中野重治「雨の降る品川駅」の同時代史;“カスバ”とよばれた街―一九六〇年代の雑誌メディアにおける“釜ケ崎”の表象 ほか)
第4部 ジェンダー、生政治と傷跡(傷を重ねる―森崎和江の聞き書きにみる語り/沈黙/無言;森崎和江『からゆきさん』―傷跡のインターセクショナリティ ほか)

著者等紹介

坪井秀人[ツボイヒデト]
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授(日本近代文学・文化史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。