気候変動から読みなおす日本史〈3〉先史・現代の気候と社会変化

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784653045038
  • NDC分類 210
  • Cコード C0321

内容説明

歴史を語るには、もはや気候変動を無視できない。―最近の気候データが解き明かす新しい先史・古代史像。

目次

第1部 総論(先史・古代における気候変動の概観;先史時代(縄文・弥生・古墳)の年代と時代区分 ほか)
第2部 国家の形成と変容(気候変動と古代国家形成・拡大期の地域社会構造変化の相関―降水量変動と遺跡動態から;岡山平野における居住高度の通時的推移と気候変動―弥生・古墳時代を対象に ほか)
第3部 集落と景観(南西関東縄紋中期後葉から後期前葉における推定人口と気候変動;東海地方における弥生~古墳時代の遺跡変遷と気候変動)
第4部 生産と経済(弥生時代の水田経営と降水量変動;六・七世紀の気象変化と「穀」をめぐる諸問題)

著者等紹介

中塚武[ナカツカタケシ]
名古屋大学大学院教授。古気候学・同位体地球化学

若林邦彦[ワカバヤシクニヒコ]
同志社大学歴史資料館教授。考古学(弥生~古墳時代)

樋上昇[ヒガミノボル]
公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター主任専門員。弥生時代~古代の出土木製品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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