目次
序論 研究史と史料論(本書の目的と構成;中世武家儀礼の研究史とその課題;中世書札礼史料論)
第1部 室町・戦国期東国の儀礼秩序(室町・戦国期奥羽地域の儀礼秩序と書札礼;栄典としての書札礼;鎌倉府の書札礼―『鎌倉年中行事』の分析を中心に)
第2部 室町・戦国期畿内・近国の儀礼秩序(斯波氏と室町幕府儀礼秩序―書札礼を中心に;戦国期幕府家格と三好氏の書札礼)
第3部 室町・戦国期西国の儀礼秩序(書札礼から見た室町・戦国期西国社会の儀礼秩序;将軍偏諱の授与とその認知―相良義陽の事例から)
第4部 織豊期の儀礼秩序(明智光秀の書札礼;細川藤孝の書札礼;織豊期における書札礼故実の集積と、近世故実書の成立への展開―『和簡礼経』を中心に)
結論
著者等紹介
小久保嘉紀[コクボヨシノリ]
1979年岐阜県に生まれる。2002年名古屋大学文学部人文学科卒業。2010年名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程人文学専攻日本史学専門単位取得退学。博士(歴史学)。現在、愛知東邦大学・桜花学園大学・椙山女学園大学・中京大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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