出版社内容情報
朝廷の「対外姿勢」を軸に、当時の唐風化政策の変遷と関連付けながら、日本と朝鮮・中国との使節外交の盛衰の実態と要因を解明する。朝廷の「対外姿勢」を軸に、当時の唐風化政策の変遷と関連付けながら、日本と朝鮮・中国との使節外交の盛衰の実態と要因を解明する。
堀井 佳代子[ホリイカヨコ]
著・文・その他
目次
序章 平安前期対外姿勢をめぐる研究の現状と本論文の視角
第1部 外交文書・儀礼から見た対外姿勢(国書・儀式書から見た平安前期の渤海観;対渤海外交における太政官牒の成立―中台省牒との相違から;外国使節の朝賀・節会への参加)
第2部 外交に関わる儀礼の展開(遣唐使の出発・帰国時の儀式―拝朝・節刀・餞の検討;外国使節入京儀礼について―郊労儀の再検討)
第3部 平安前期における洞風化政策の実態(節会における列立法―延喜式部式元正行列次第条・同節会行列条の検討から;平安時代の服御・常膳の減省について)
終章 平安前期の対外姿勢と唐風化政策
著者等紹介
堀井佳代子[ホリイカヨコ]
1981年、京都府に生まれる。2012年、同志社大学文学研究科博士課程退学。現在、同志社大学嘱託講師、国際日本文化研究センター技術補佐員。博士(文化史学、同志社大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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