京大人文研東方学叢書<br> 目録学の誕生―劉向が生んだ書物文化

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京大人文研東方学叢書
目録学の誕生―劉向が生んだ書物文化

  • 古勝 隆一【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 臨川書店(2019/02発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784653043768
  • NDC分類 014.3
  • Cコード C0322

内容説明

人にとって書物とは何か。なぜ、書物は必要なのか。書物をぬきにして中国文化を語ることはできない。その書物は、どのように書かれ、整理され、系統立てられ、そして伝承されてきたのだろうか。前漢にはじまる皇室の図書事業は、やがて独立した「書物の学問」=「目録学」に発展し、過去から未来へと学問をつなぐ知の集積がはじまっていく。目録学の始祖と目される劉向(りゅうきょう)は、何を考え、何を成し遂げたのか。原資料と先行研究を幅広く渉猟し、目録学の誕生史を描き出す。

目次

序章 目録と目録学
第1章 劉向目録学のインパクト
第2章 目録学前史―戦国時代から前漢時代における学術と学派
第3章 前漢時代の皇帝と学問
第4章 劉向の家系と学問
第5章 『別録』と『七略』
第6章 校書の様相
第7章 『七略』の六分類
第8章 ポスト劉向時代の目録学
第9章 劉向の学を広め深めた学者たち―鄭樵・章学誠・余嘉錫
終章 書物はなぜ必要なのか

著者等紹介

古勝隆一[コガチリュウイチ]
1970年、東京生まれ、福岡県出身。東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了後、京都大学人文科学研究所助手、千葉大学文学部助教授を経て、京都大学人文科学研究所准教授。東京大学博士(文学)、専攻は中国古典学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

7
劉向らの校書事業とその影響を中心に議論する。校書について、当時の学術の状況や時代背景だけでなく、劉向の家系にも注目して論じているのが面白い。第8章で言及されている、劉向校定本の影響力の大きさは承知しつつも、その影響が及ばなかった範囲はあるという話はどこか頭の片隅に置いておくべき問題だと思った。2019/03/10

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