内容説明
仏縁か、それとも運命なのか―言語、宗教、カースト制度を読み解き、南アジア地域のナショナリズムの趨勢に迫る。
目次
第1章 スリランカへ(乱世の学問;伝統的な村落調査;コミュニケーション)
第2章 生活のリアリティ(カレーとサリーの国;家族と親族;仏教国のカースト制)
第3章 生活のイデオロギー(結婚式と葬式;民間信仰―儀礼をはしごする;仏教の支配―お坊さんとつきあう)
結 スリランカからインドへ―ナショナリズムで結ばれて
著者等紹介
杉本良男[スギモトヨシオ]
1950年北海道生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程単位取得・満期退学。博士(社会人類学)。国立民族学博物館民族文化研究部教授。専攻は社会人類学、南アジア研究。南アジア世界における宗教および文化とナショナリズムについての研究をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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