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内容説明
ドリアンとゴムの林に囲まれた村の暮らしの現在。村の人びとと働き、感動し、ときに葛藤しながらいきいきと現地の生活と文化を描く!
目次
第1章 旅の始まり
第2章 バニン村
第3章 ドリアン・タワール村
第4章 世帯調査
第5章 ゴムとドリアン
第6章 イスラーム化
第7章 旅の終わり―フィールドワーク雑感
著者等紹介
信田敏宏[ノブタトシヒロ]
1968年東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位修得退学。博士(社会人類学)。国立民族学博物館准教授。専門は社会人類学・東南アジア研究。開発、イスラーム化、NGO活動などをテーマに、オラン・アスリを対象とした研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuhiro Nagatani
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ボルネオの民族オランアスリに関するフィールドワークの本。オランアスリの生活実態という軸と、著者のフィールドワーカーとしての苦労や葛藤という軸の2つで楽しめる。前者としてはグローバルに拡大するイスラムへの改宗を巡るコミュニティ内での対立、上の者と下の者との格差の話が印象的だった。後者としては、フィールドが変更になったりフィールドに行ってから研究テーマが見つかったり(研究費の申請時はテーマをどうしていたのかは気になるが)というのは常だよなあと思いながら楽しめた2020/11/21
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