筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語

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筆算をひろめた男―幕末明治の算数物語

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784653042259
  • NDC分類 411.1
  • Cコード C0020

目次

第1章 ペリーがやってきた!
第2章 和算と大坂の街
第3章 和算に挑戦してみよう
第4章 数学で攘夷だ!
第5章 日本初の西洋数学書
第6章 ふたりの友人
第7章 静岡の二つの学校
第8章 理軒の新しい学校
第9章 文明開化と洋算ブーム
第10章 和算の行く末

著者等紹介

丸山健夫[マルヤマタケオ]
武庫川女子大学生活環境学部教授。情報学専攻。博士(農学)(京都大学)。京都大学農学部卒業。米国ルイジアナ州立大学客員准教授、武庫川女子大学文学部教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TakaUP48

19
算盤に変わる画期的な計算手段で、西洋数学の象徴だった「筆算」をひろめたのは、福田理軒。初の西洋数学書が2冊同時出版。柳河春三「洋算用法」ではアラビア数字で書かれた九九の表を紹介。福田理軒「西洋速知」では、漢数字で加減算を縦に計算。掛け算では、九九の表を用いながら田の字のマス目と斜線を使う計算を紹介。昔ブームになったインド式計算と全く同じ。脱線だが、「割声」という割算の九九があったことを知る!これが凄い!他に黒船来航で三角関数を使って測量の図。和算家の情熱に触れ、新しい発見に次々と出会った楽しい一冊だった!2019/07/09

たーくん

1
本書で初めて福田理軒の名を知った。 黒船をやっつける!をテーマにした測量の本を発行するなど、興味を引くエピソードが満載。時折入る問題演習も面白い。学制により福田の思惑が外れ、和算家が学会で追いやられていく描写なども興味深かった。2018/10/27

KTakahashi

0
福田理軒の生涯を書いた本です。 2016/05/26

wang

0
幕末から明治初年にかけての数学者・福田理軒の生涯を中心にしてこの頃の和算から西洋式数学が日本に取り入れられていく歴史を多くの和算家・数学者の動向と共に示す。理軒が記した多くの数学書の内容を紹介しつつ、日本の数学教育が出来上がってきた過程を知る。早くから洋算に親しみ、これの教育に熱心で大阪で順天堂という私塾を開いて多くの数学者を育てきた理軒だが、維新後に東京で新たな教育機関設立をした矢先に学制発布により公教育が洋算を教えることとなり、自らの役割の終わりを感じるのは皮肉な巡り合わせだ。2020/12/10

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