- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
内容説明
日本のアニメは「閉じこもり」!?アニメーションに描かれた人間関係の3つの要素「出会い」「交わり」「閉じこもり」に着目し、日韓の作品を比較分析。韓国の作品と比べ、一見自閉的傾向を示す日本のアニメーションが、世界で受けているのはなぜか?統合失調症患者の描画療法から得られた知見も交え、「閉じこもり」の意味を問うとともに、日本人の心理的特徴を探る。
目次
序章
第1章 分身の心理学
第2章 閉じこもりのアニメーション
第3章 交わりのアニメーション
第4章 日本のアニメーションと韓国のアニメーション
第5章 抽象的アニメーションにみられる閉じこもり
終わりに―閉じこもりの力
著者等紹介
横田正夫[ヨコタマサオ]
1954年生まれ。日本大学芸術学部映画学科映像コース卒業。同大学院文学研究科心理学専攻で映像理解のメカニズムの認知心理学的研究を行う。その後、群馬大学医学部神経精神医学教室に勤務、統合失調症の認知障害に関する研究に取り組む。医学博士、博士(心理学)、臨床心理士。現在、日本大学文理学部心理学科教授。日本アニメーション学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。